直島 おもいがけない感動がある島 杉本博司ギャラリーなど ~前編~

旅行

天気が徐々に暑くなり始めた6月の下旬、なんとなく毎日にやる気が失われていた。そこで気分転換にとどこか旅行に行きたいと考えてた私は、たまたま見かけた直島に関する記事を見つけた。

そこには直島の豊かな自然と独創性溢れるアートがあふれており、疲れきっていた私にはオアシスのように感じた。

その高揚感の中でいつの間にか高松行きの飛行機を一週間後に予約をしていた。

高松空港に降り立った後、急いでバスに乗り込んだ。

理由は、この高松港行きのバスを乗り遅れると直島へ向かうバスが3時間後となってしまいうからだ。

フェリーはゆったりと動き出し、外の島の風景を見ている内にいつの間にか、目的地の宮浦港に到着した。

島についた途端、私はテンションが上がった!!

なぜなら、これまで東京では感じられなかった新しい気持ちとさせてくれる島ならではの雰囲気や素晴らしいアートが出迎えてくれたからである。

宮浦港でアートや港の雰囲気を堪能した後、杉本博司ギャラリーへ向かうため自転車を借りに向かおうとした。しかし、あいにくの天気で雨が降ったりやんだりしているのを見て、自転車を借りることは諦め、景色を眺めながら、歩いて向かうことにした。

歩いていると、東京では見れない雄大な自然が出迎えてくれた。

バスや自転車を利用しないことで、自然に存分に感じることが出来、大満足であった。

約40分ほど歩き、杉本博司ギャラリー 時の回廊(ベネッセハウスに宿泊していない方は予約必須)に到達することが出来た。正直クタクタである。

杉本博司ギャラリーに入ると、階段を下るにつれ徐々に暗くなってゆき、ここは日常空間ではなく、非日常空間であることを強く思い知らせるように不思議な空間へと変貌していった。

正直、絵画について詳しくなかったが、いつの間にか絵画の世界に引き込まれ、その絵画のエネルギーの大きさに引き込まれていった。

展示する場所によって絵画の力がこんなにも引き出されることを知り、大きく驚いた。

暗い環境で、写真だけが青白い光で照らされた写真は私を飲み込み、時間を忘れてしまいそうだった。

これは展示されている杉本博司自身の作品と改修工事の設計を担当した杉本博司が主宰を務める新素材研究所による高度な建築とアートのコラボレーションだと感じた。

ギャラリーの中にはお洒落な喫茶もあり、呈茶(お茶とお菓子)をいただいた。

最高な景色の中で味わう呈茶は別格であり、最高の体験だった。

(オンラインチケットを購入した人には呈茶(お茶とお菓子)が付属)

室外に出ると自然の中にある不思議な茶室が出迎えてくれた。まるでどこか空想上の世界に訪れたかのような不思議な感覚に襲われた。

「聞鳥庵」(もんどりあん)と名付けられたこの硝子の茶室は、今までにヴェネチア、ヴェルサイユ、京都で展示されてきており、最終的に直島が終着点となっている。

私もこの茶室は自然豊かで静かな直島で展示されるのが一番適しており、終着点として相応しいように感じた。

コンクリートのひんやりとした廊下の空間を下っていくと、出口の扉が現れた。

この杉本博司ギャラリー 時の回廊 は私のようなアートについて興味が無かった人でも新しい気付きが生まれるような素晴らしい美術館のように感じた。

後編では直島で展示されているアートや美術館、そしてこれまで無かった新しい銭湯について紹介する。

後編はこちら

コメント

  1. wwd.com より:

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