直島 おもいがけない感動がある島 地中美術館・「I♥湯」など ~後編~

旅行

直島の魅力について綴ります。

前編はこちら

外に出るとお洒落な廊下がお出迎え!!

ガラスが壁に埋め込まれてキラキラしておりテンションが上がる!

ただし、この廊下も作品の一つなので触らないように!!

杉本博司ギャラリーの館外に出ると開けた広場がお出迎え

広くて気持ちの良い公園であり、子供達が喜びそう!!

そして海岸には草間彌生さんが制作した《南瓜》が展示されています。

海に突き出された桟橋に展示されたこの作品はとても目を引き、

美術館の室内ではなく、外で展示されていることによって、より一層不思議な感覚に誘われます。

この作品は草間彌生さんがこれまで制作した《南瓜》の中でも最大級であり、場所性を強く意識して制作していたものらしいです。

この公園でパブリックアートを楽しんでいたら、地中美術館の予約時間となってしまったため、急いで地中美術館へと向かいます。

地中美術館には歩いておおよそ15分程度で到着。

別館で入館の案内を受けた後に地中美術館の本館へと向かいます。

入り口は上の写真のような美術館らしからぬ、小さな入り口。隠れ家のような雰囲気があり、テンションが高まります。

入り口を抜けるとコンクリートのひんやりとした廊下がお出迎え、

この廊下よく見ると進むにつれ徐々に狭くなっていきます。このことによって洞窟を探検するようなワクワク感を感じました。

廊下を抜けると美術館がお出迎え。

展示作品については写真撮影がNGだったため、言葉で紹介します。

結論から言うと「とても素晴らしい!!」

なぜそう思ったかというと。この美術館では三人のアーティストの作品が恒久的に展示されており、アート作品が頻繁に変わる一般の美術館と違い、その作品にとって最大限魅力を引き出せるような展示方法となっており、魅力を存分に感じられました。

簡単にそれぞれの作品を紹介すると、クロード・モネによる「睡蓮」シリーズは絵画の大きさに驚きました。

ウォルター・デ・マリアによる「タイム/タイムレス/ノー・タイム」はゲームの一場面を切り出したような空間(ゼルダの伝説やっていた人には感覚が分かるかも)となっていました。

ジェームズ・タレルによる「オープン・フィールド」これまで味わったことのない不思議な感覚を味わうことが出来ます。

本当に驚きの連続で、今でももう一度体験したいと感じるような魅力的な美術館でした。

地中美術館ホームページ:https://benesse-artsite.jp/art/chichu.html

上のリンクから、作品の写真を見ることが出来ます。

歩きっぱなしだったため、汗を沢山流した私は、今度は銭湯へと向かいました。

この銭湯らしからぬ、外観をしたのが「I♥湯」と呼ばれる銭湯であり、アーティスト・大竹伸朗が手がける実際に入浴できる美術施設だそうです。

銭湯の中も、様々なアートが飾られており、全身でアートを感じることが出来る空間でした。

しかもこの銭湯は地元の方から観光客の方までおり、私が入浴した際には、地元の方が一人、ヨーロッパ系の人が2人、アジア系の人が一人おり、国内外の方々と交流できるような、国際色豊かな空間でした。

銭湯から出ると、もう夜が暗くなり始めていたため夕飯を食べに向かいました。

適当に歩いていると良さそうな居酒屋があったため、入らさせていただきました。店の名前は「ニューおりんぴあ」さんです。

注文したのは刺身定食。とても新鮮で美味しかったです。

帰りもフェリーで香川に戻りました。直島で一泊してもっと色んな美術館を巡りたいというような思いになるほど魅力的な場所であり。新しい気付きや感動を得ることが出来ました。

素敵な観光をありがとうございました。いつかまた訪れたいと思います。

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